Miércoles, 22 de Agosto de 2018
アルゼンチンの妊娠中絶と国際的な圧力

8月8日の上院議会での投票結果否定38、肯定31、棄権2により妊娠中絶合法化 (略してIVE) は否決となった。

しかし、この版の締切り時、マクリ政府が刑法の改正に妊娠中絶の条令を含める計画をアンビトフィナンシエロ紙が報じ、同時に マルコス・ペーニャ官房長官は、中絶に関する相談や投票決定を拒否した。マクリ大統領は、中絶合法化反対であると言われ、受胎から命を守ることを誓った 。しかしこれは大統領が就任時に述べた約束を破ることになる。 妊娠中絶合法化が否決された数日後、 ANMAT(食品医薬品医療技術総合管理局)がアルゼンチンでミソプロストールの製造を認可した。この薬品は子宮の収縮をコントロールするプロスタグランジン製剤の1種で使用例の一つ中絶胎児の排出がある。同様効果の有るオキシトシンと比べると非常に安価で途上国で重宝される。 ミソプロストールは、 産後の出血抑制や分娩誘発、子宮内胎児死亡の処置に使用するとリリアナ マズルド医師はクラリン紙に答えた。この決議で注目されたのは、上院議会の前日に職員の大多数の高官達は自主中絶に賛成しており、その中には アドルフォ・ルビンスタイン厚生労働大臣も含め、またマスメディア、テレビの司会者、有名な女優やアーティストが緑のスカーフを纏い、合法化に賛成するシンボルを躊躇なく示していた。スペインのペドロ・サンチェス大統領やハリウッド女優 スーザン・サランドンは亜国の上院を批判した。しかし、さらに驚くべきは、アムネスティ・インターナショナルが署名したアメリカの新聞ニューヨークタイムズ紙の表紙全ページに提携し、強要的な口調でアルゼンチンの上院議会の決議を批判し、スペインのエル・ムンド紙またはフランスのルモンド紙なども同様な態度を示した。